こんにちは。
確定申告について勉強を始めたたきもとです。
締切が半月後に迫っている事を知って焦っていますが‥
さて、前回は
-個人事業主は自分で確定申告をする必要がある
という記事を書きました。
[2016年版]確定申告 _そもそも誰が儲けを計算するのか?分かりやすくまとめます_個人事業主編 | たきもとけんご.com
個人事業主として初めての確定申告をするにあたって、
-所得とは
-対象期間
-提出期間
-提出場所
などなど、疑問は尽きません。
今回はこれらの中でも特に、
-所得
についてまとめます。
結論
先に結論から。
(所得) = (売上高) – (経費)
言葉だけ眺めると難しくないのですが、実際はもっと細分化して考えないといけません。
これらについてはこの記事後半で詳しく解説します。
ここでは
– 儲け と 所得 は一緒
– 売上高: お客さんが自分に支払った金額
– 経費: プリンターのインク代,電気代,商品代etc…など
と、ざっくり把握しておきましょう。
いきなり詳細まで考えると私のように混乱するので。
対象期間:
-(所得) = (収入) – (経費)
2015年1月1日~12月31日
ここでいう対象期間とは、
いつからいつまでの事業収支が対象になるのか
という期間です。
– 1月1日~確定申告期間まで
ではなく,前年1年間の事業収支が対象になります。
提出期間
所得税 と 消費税 で対象期間が異なります。
-所得税の確定申告
2016年 2月16日~3月15日
-消費税の確定申告
2016年 1月4日~3月31日
所得税と消費税については別の記事で解説します。
提出場所
開業時に
-開業届
-青色申告の届け出
を提出した税務署です。
私は最近引越をして事業活動を行う場所(自宅ですが…)も変わりました。
その際に住所変更の手続きを行ったので提出先もそれに伴い変更になります。
ちなみに,提出する税務署が分からない場合は国税庁のHPで確認可能です。
所得について
ネット上では
-売上高 = 収入
って謳ってる人がいますけど、これは間違い。
自分にとっての利益が 収入 になるはずです。
儲け ≒ 収入 ≒ 売上高の一部
所得/売上高/経費の違い
私は物販を事業にしているので物販を例にします。
(例)ひと月あたりの収支を考える
ひと月でこれだけ売れたよ! -> 売上高(月商)
でも、商品代や倉庫代/保険料/etc.. として○○円の出費かぁ -> 経費
結局,儲けはこれだけかぁ -> 所得(月収)
(所得) = (売上高) – (経費)
⇔
(所得) + (経費) = (売上高)
中学生時代にやった数学、覚えていますか?
私はビジネスの世界では
分かりにくい数字や数式は分かりやすく変形するのが鉄則
だと思っています。
だって、分からないまま進むのは気持ち悪いので。
先述した式を変形してみました。
どちらの式を見ても言っていることは一緒で、
経費 は 売上高 の一部だよ!
という事です。
2番目の式を日本語に直すと
(所得) と (経費) を足すと (売上高) になるよ!
になります。
図で表すとこうなります。
サラリーマン時代は会社が計算してくれていた
私の話ですが。
前職では所得や経費、売上高は会社が計算してくれていました。
だから、確定申告も
-給与天引き
という形で楽をしていたのですが。
個人事業主は自分で
-所得
-税金
を計算して申告・納税を行う必要があります。
だから、さっきの図を理解しないと税金の算出ができないんです。
まとめ
-個人事業主は必ず確定申告を行う必要がある
->サラリーマンのように会社が計算してくれるわけではないから
– 儲け と 所得 は一緒
– 売上高: お客さんが自分に支払った金額
– 経費: プリンターのインク代,電気代,商品代,人件費など
-(所得) = (売上高) – (経費)
->月商 と 月収 の違いを押さえていれば納得できるはず
-対象期間
2015年1月1日 ~ 2015年12月31日
-提出期限
■所得税の確定申告
2016年 2月16日~3月15日
■消費税の確定申告
2016年 1月4日~3月31日
-提出場所
->管轄の税務署