[確定申告]青色申告と白色申告の違いを簡単にまとめます_個人事業主編

こんにちは。確定申告の準備を着々と進めているたきもとです。

さて、私のように起業間もない個人事業主は
-青色
-白色
が何のことだかイマイチよく分かりません。
皆様は把握していますか?

確定申告の全てを把握するには時間が惜しい。
でも、必要な知識は身に付けておきたい。

そんな願望がありますので、私にとって必要だと思われる情報を抽出してまとめます。

私は
-物販(小売り)の事業をメインに行っている事
-事前に 青色申告書の承認の申請 を行っている事
の2点を予めお伝えしておきます。

本記事の情報源は、主に
-国税庁のHP
です。
たとえば、青色申告の控除についてはこちらのページ。
青色申告特別控除 | 国税庁

では、まとめてゆきます。

結論

大きな違いは2点です。
それは、

手続き全体に費やす手間
控除額

です。

手続き全体に費やす手間

青色申告の方が、白色申告に比べて手間が掛かります。
具体的には、

-事前の届け出が必要
-帳簿 (複式簿記)
-作成書類 (所得税青色申告決算書/確定申告書B)

が白色と異なります。


細かい点は後述しますが、そもそも

事前に 青色申告承認申請書 の提出/承認 が必須

です。
これを行っていない方は基本的には 白色申告 になります。
なので、まずは
-青色申告承認申請書
について紹介します。

参考までに、私が開業手続き時に同時にこの書類も提出した時の記事はこちらです。
開業届の書き方 -メリット・デメリット まとめ- | たきもとけんご.com

青色申告承認申請書 書類/提出方法/提出時期 など

まず大前提として、税金周りの情報発信源は
-国税庁
なので、詳細は国税庁HPをチェックするのがベストです。

青色申告書の承認の申請 | 国税庁


私に関係する箇所、つまり多くの個人事業主に該当するであろう箇所を抜粋します。

-対象: 事業所得を生ずべき業務を行う方、青色申告の承認を受けようとする方

-提出時期: 事業を国内において開始した日から2月以内
-提出方法: 持参 又は 送付
-手数料: 不要
-提出先: 管轄の税務署
-受付時間: 8時30分 ~ 17時 *税務署閉庁日(土・日曜日・祝日等)は☓
所得税の青色申告承認申請書(PDF/216KB) | 国税庁


引用: 青色申告書の承認の申請 | 国税庁



書き方も特に悩みませんでした。
ポイントは
-持参 or 送付
でしょうか。

私は持参して一瞬で受理されました。
こちらの記事で紹介しています

白色申告とは

次に 白色申告についてです。

対象者: 青色申告じゃない人

というサイトが多いのですが、正確には先述した
青色申告承認申請書 の手続きをせずに事業を行っている方
です。

事業で収益を上げている以上,税金を納める義務があります。
個人事業主の場合、その税額は所得に応じて変化するため自ら申告を行う必要があります(申告納税制度)。

先述した青色申告承認申請手続きを行っていない事業主は
-白色申告
を選択しましょう。

白色申告の概要

先程と同様に、次のHPから 抜粋/省略 します。

白色申告者の記帳・記録保存制度 | 国税庁

-対象者: 事業所得を行う全ての方です。
-記載内容: 売上(収入)金額/仕入,経費/取引年月日/売上先・仕入先/金額/日々の売上げ金額等を帳簿に記載
-記載方法: 一つ一つの取引ごとではなく日々の合計金額をまとめて記載するなど、簡易な方法での記載可
-帳簿の保存期間: 参照-> 白色申告者の記帳・記録保存制度 | 国税庁


引用: 白色申告者の記帳・記録保存制度 | 国税庁



ポイントは、青色申告に比べて
-簡単な記載方法(単式簿記)でもok
-事前申請不要
-控除額が少ない
なことでしょうか。

白色申告でも 2014年1月~ 帳簿保管が義務化

前年度,前々年度の所得 < 300万円未満 の場合でも -記帳 -帳簿等書類 の保管が義務付けられました。 今年は2016年なので,もう2年も前の話ですが、青色申告に比べてメリットが一つ減った形になります。 直近2年以内に開業して白色申告を検討してる個人事業主の方は -帳簿の保存期間が7年
になります。

私の関心は 控除額の大きさ である

しつこいようですが,私の最大の関心事は
-控除額の大きさ
です。

白色申告は青色申告に比べるて控除額が少ないです。
確かに、書類作成及び帳簿作成の手間は省けそうです。

ただ,事業主として 経費 関連事項は見逃すことができません。
言い換えると,抑えられる費用(今回なら税金)は抑えたいです。


と、いう事情から私は開業届け提出時に迷わず 青色申告承認手続き を行いました。

単式簿記/複式簿記 について

さっきから 手間、手間 と申し上げてきましたが、最大の手間は何か、という話。
結論ですが、

青色申告(複式簿記)は帳簿の入力項目が多い

という点です。


白色申告: 単式簿記
青色申告: 複式簿記

というように、帳簿記入のお作法が異なるようです。
ここでは、これらの
-概要
-控除額に差が生じる背景
を明らかにできれば良いな、という気持ちでまとめます。


まず、大前提として
-簿記
の知識が必要そうですよね。

経営者なら関心がある
-財務諸表(損益計算書/貸借対照表/キャッシュフロー計算書)
の内、
-損益計算書
-貸借対照表
が関係してきます。
この根拠は国税庁HPに記載してあります。

青色申告者の帳簿書類とその保存:

青色申告の記帳は、年末に
貸借対照表と損益計算書を作成することができるような正規の簿記によることが原則

引用: 青色申告制度 | 国税庁

これらの表は
-資産
-負債
の両方を表している点 及び 過去から現在までの資産の推移を追える点 から
-不正な財産(いわゆる 隠し財産) の有無をチェックしやすい
という利点があります。


複式簿記だと手間はかかりますが、これらの性質を利用しているため会計上の不正をチェックしやすい。
単一簿記だといわゆる家計簿のような入出金の記録のみで作成が簡単な分、不正の温床になる可能性が高い。


一方、控除の大きさについて考えてみると、個人事業主は経費として次のようなものが考えられます。

-事業運営上必要な物品を購入
-事務所(場所)費用
-商談/接待として交通費,接待費


経費がかかるということは、売上100%が収入にはならないということ。
100%が収入にならないのなら,このままだと税金額的には不利になるということ。
だから、経費を考慮して所得に対して課税率を変えよう、という制度があるんですね(累進課税)。


ただ、税金を控除するのなら経費の内訳もクリアにしたい(透明性の確保)。
だから、大きな控除を受けるのなら単式ではなく複式を利用してほしい。


と、いうことでしょうかね。

以上を根拠に、
-複式簿記を採用している青色申告は会計上透明性が高いので,控除も大きい
のかなぁ、と思っています。


白色申告については以上です。
では、次は青色申告についてです。

青色申告とは

要点だけピックアップします。

青色申告の概要

-青色申告特別控除: 10万円 or 65万円
-赤字繰越: 3年間
-経費の対象: 親族への給与が可(専従者給与)
-経費対象金額: 30万円未満なら一括で今年度の経費に計上可(合計300万円まで)


まず 青色申告特別控除 について。
特別控除: 10万円 なら決算書の貸借対照表 & 損益計算書は未完成でok

これは言い換えると、白色申告の書類作成に掛かる手間と大して変わらないという事。
初めて青色申告をするのなら、この控除額&手間はメリットだと思います。
書類作成に不安のある方はこれを利用しても良いかもしれませんね。


赤字の繰越ができるのも嬉しいですね。


親族への給料が~、という点は、現段階では私の事業に無関係なので割愛します。


経費についてですが、最近私が行った大きな買い物は
-PC(凡そ10万円)
なので、現段階ではあまりメリットを感じていません。
今後事業が大きくなったら関係してくると思います。

まとめ

青色申告の最大のメリットは控除額、デメリットは複雑さと手間

私は提出前に税理士さんにチェックをお願いしようと思っています。
後日記入ミスが発見されて追加徴収されたら困りますので。


メリット、デメリットは先述した通り
-控除額
-手間(事前申請/複式簿記など)
です。


ただ、手間だ手間だと言っても基本的には会計的な側面から事業の実態を把握するだけなので、これで控除額が大きくなるのならやるべきだと考えます。

もう一つの やるべき だと言える理由は、
-事業の実態を数値で把握する事が改善に繋がるから
です。
私のような駆け出しの個人事業主は、どうしても なんとなく で収支を把握しがちです。

以前書いた記事でも
-事業収支の見える化
が短期的な目標だと宣言した手前、やはり複式簿記から逃げちゃダメだなと。


一度経験すれば今後の行動指針にも成り得ますから、これから青色申告にチャレンジする方は一緒に頑張りましょう。

今回は以上です。

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