簿記3級 知って得する豆知識

ここでは勉強を始める前, または試験前に知っておいた方が良い情報を紹介する.
特に略記法については早め習得しておくのがオススメ.

概要は次の通り.

簿記3級についてまとめた記事はこちら.
簿記3級に合格した勉強方法まとめ

参考サイト

大変お世話になりました.
ありがとうございました.

過去問/予想問題 入手方法

ここでは過去問・予想問題の入手方法や注意点を紹介する.
特に, 過去問はネットで入手不可能 という点は注意したい.

前回の記事でも紹介したが, 第5問対策のためだけに過去問or予想問題を入手すべき.

概要は次の通り.

  • 過去問はネットで入手不可能
  • 過去問入手方法
    • 資格の 大原 に資料請求をする
  • 予想問題入手方法

過去問はネットで入手不可能

簿記の過去問はネットで入手不可能
私が試験3日前にショックを受け, 焦った事実がこれ.
過去問で試験対策したい人は注意.

一方で, 次のような人は過去問は不要だと思う

  • 予想問題でもいいよ という人
  • 持っているテキストが本番レベルの人

参考書と問題集の違いに注意

勉強に慣れていない人は次の違いを意識していないことが多い.

  • 参考書
  • 問題集

参考書と問題集の違いは次の通り.

参考書

一つ一つの用語や事例を分かりやすく説明している本のこと.
私が実際にメインで使用したテキスト 『スッキリわかる 日商簿記3級 第7版 テキスト&問題集』 はどちらかというと参考書要素が強かった.

私が使用した参考書はこちら.

私が使用していたテキストは第7版だった.
時が進むにつれて内容も変わってゆくので, 最新版を入手した方が良い.

問題集

解説の量よりも問題数が多い本のこと.
次のような人に向いている.

  • 基礎知識は修得済み
  • 問題を解きながら知識を身に付けたい

簿記3級受験予定者で参考書しか持っていない人は注意が必要.
どれだけ参考書の解説が易しく, 解りやすくても参考書だけでは本番レベルの問題は解けない.
たとえ巻末に実力テスト的な問題が付いていたとしても多分ムリ.
ここは注意.

なんでもネットで入手可能な時代だからこそ, この点を知らないと私のように試験直前で焦ることになる.
気をつけよう.

過去問入手方法

ネットから入手できなくても, 資格の大原に資料請求することで入手可能だ.

資格の大原で入手可能な過去問は次のようなものになっている.

  • 直近1回分
    • 過去問
    • 解答
    • 解説

これらを無料請求をすることが可能.
予想問題ではなく, 過去に実際に出題された問題で対策したい人は無料請求してみよう.

予想問題入手方法

予想問題はネットで入手可能.
その中でも個人的にオススメなサイトを紹介する.

簿記検定ナビ でダウンロード

簿記検定ナビは簿記に関する情報を詳しく発信しているサイト.
管理人である 田口泰久(たぐちやすひさ) さんが運営されている.

実際, 私はここの予想問題を利用させて頂き無事に簿記3級に合格することが出来た.

詳しくは簿記検定ナビを訪れてもらえば分かるので, 当記事では予想問題入手方法を紹介する.
簿記検定ナビ はこちら.

予想問題入手方法

手順は次の通り.

  1. 簿記検定ナビ へアクセス
  2. サイトトップ上部 試験問題予想/簿記3級・試験問題予想 をクリック
  3. 記事内 上方 「簿記ナビ模試」の無料配布ページ をクリック
  4. 簿記3級 の問題をダウンロード
簿記検定ナビの予想問題に解説は含まれない. でも別ブログで紹介されているよ

ダウンロードした資料には解説が含まれていない.
他の問題集や参考書で実力をつけた人にとってはこれだけでも十分だと思う.

ただ, 解説が欲しい人は次のブログに訪れる必要がある.

簿記検定ブログでは予想問題の解説を紹介している.
必要な人はこちらも見てみよう.

略記法

略記法とは, いわゆる 「省略文字」 のこと.
略記法を使う目的は 勘定科目の正式名称を書く時間を省くこと.
使う場所は 計算用紙(A4 白紙 両面 1枚).

たとえば, 試験中に漢字で 「減価償却費」 のような画数が多いものは計算用紙に書きたくない.
時間が限られた試験では次のように工夫したい.

  • 減ヒ
  • ゲヒ

理由は, 答案用紙は採点対象だが, 自分が好き勝手使って良い計算用紙は採点対象外だから.
ここでいかに

  • 分かりやすい文字で
  • 短時間化を図るか

が鍵となる.
合格のためには自分が判別可能な略記をいくつか用意したい.

会計現場や簿記試験対策では日常的に用いられている略記が幾つか存在する.
ここでは, その中でも特に私が試験で用いたものを紹介する.

私が使った略記法

実際に試験で使用した計算用紙をもとに, 私が使用した略記法を紹介する.
先述したように, ここで用いる略記法はあくまでも 「試験問題を制限時間内に解き終えるための工夫」.
略記法は方言のようなもので 「これが正解」 というものはない.
自分に合ったものを採用するか, 自分なりにアレンジしよう.

略記 勘定科目
減ヒ 減価償却費
減累 減価償却累計額
うx 売掛金
かx 買掛金
s 売上 (sell の頭文字)
広ヒ 広告宣伝費
修ヒ 修繕費
旅ヒ 旅費
当ヨ 当座預金
普ヨ 普通預金
現金
う手形 受取手形
し手形 支払手形
うてすう 受取手数料
してすう 支払手数料
給料
租税 租税公課
所預 所得税預り金

もっと多くの略記を知りたい人は簿記検定ナビの次のページが参考になるのでオススメ.

私が使った略記法を少し解説

上の略記表を見るとパターンが見え隠れするので解説.

  • カタカナを上手く利用する
  • oo掛金 は oo☓(かけ)
  • oo費用 は ooヒ
  • 現金 は ゲ

以下, 詳細.

カタカナを上手く利用する

漢字とカタカナの画数の違いを利用.
漢字は画数が多い.
一方でカタカナは少ない.

社会人になるとPCの自動変換機能に頼ってとっさに漢字が思い浮かばないことがある.
カタカナは余程のことがない限り忘れないはず.

画数の違いと記憶を頼りに略記法を工夫しよう.

oo掛金 は oo☓(かけ)

かけ算九九を思い出せば納得する略記法.

oo費用 は ooヒ

試験では oo費用 がたくさん出てくる.
ここでも画数に違いを利用する.
「費用」と名の付く勘定科目は, カタカナの「ヒ」の利用で時間短縮化可能.

現金 は ゲ

お金の取扱についての試験だから当然 現金 という勘定科目はたくさん現れる.
現金 の 頭文字を取った略記法.
日常的に利用したい略記法第一位.

略記法を用いる時の注意点

略記法は便利だが, 使い所を誤ると痛い目に遭う.
ここでは私が考える略記法使用上の注意点は次の通り.

  • 答案用紙には書かないでね
  • 日頃の勉強から使っているものだけを本番で利用しようね

以下, 詳しく紹介する.

答案用紙には書かないでね

簿記3級の解答用紙では, 勘定科目の略記は認められていない.
略記はあくまでも計算用紙内で利用しよう.

日頃の勉強から使っている略記法だけを本番で利用しようね

端的にいうと, 試験前日に略記法を覚えるような真似をしてはいけない.
どんな試験でも, 試験中は日頃やってきたことをアウトプットするのに精一杯なはず.
試験前日は, 間違えやすい仕訳等の復習をするべき.
付け焼き刃なテクニックなら無い方が良い.

普段使わない略記法は本番で混乱を招くだけ.
とはいえ, 身に付ければ大幅な解答時間短縮化が実現可能.
日頃から慣れておくのがオススメ.

電卓小技

calculator

3級の試験では難しい操作は不要.
たとえば M+, RM/CM は知らなくても戦える.
でも, 次の2点は知っていると随分楽になる.

  • CA, C の違い
  • 千ボタン を押すか 00,0を押すか

この画像の電卓が私が実際に使用したものなので, これをベースにこれらを解説.

私が購入した電卓はこちら.

CA, C の違い

CA

C lear A ll の略.
電卓に入力した数値が全部消える.
計算を最初からやり直したいときに使う.

C

C learの頭文字.
直前の操作をキャンセルしたい時に使う.
たとえばこんなとき.

(例) 3+6 の結果に4…じゃなくて5を足したい
  • 3
  • +
  • 6
  • = <- 9 が表示される
  • +
  • 4
  • C <- 直前に入力された4をキャンセル
  • 5
  • = <- 14 が表示される

実際に電卓で遊んでみるのが吉.

千ボタン を押すか 00,0を押すか

これは単純にキーを叩く回数の問題.
0 を3つ連続で表示する時にどちらの手段をとりますか?

  • 千ボタン 1回叩いて 000 を表示する
  • 00, 0 の合計2回叩いて 000 を表示する

私は 千ボタン を1回派.

試験当日に気をつけること

ここでは私が試験中に焦ったこと等を紹介.
概要は次の通り.

  • 試験中は部活動中の学生の声が聞こえるよ
  • スリッパを忘れても現地販売しているよ

試験中は部活動中の学生の声が聞こえるよ

私は休日の某中学校が試験会場だった.
中学生の休日といえば部活動.
試験当日も例にもれず元気な声がよく聞こえてきた.

心の中で

「いーち, にー, さーん, しー, (ごー, ろく, しち, はち)」

と準備運動の掛け声をしてしまうくらいには集中力が切れる.
普段静かな環境で勉強している人は注意.

スリッパを忘れても現地販売しているよ

私は試験当日,

  • 室内履き(スリッパ)
  • 腕時計

を持参し忘れた.

近所のコンビニでもスリッパは扱っていなかった.
しかし, 試験会場 受付ではスリッパを有料で販売していた.

全ての会場でスリッパを販売しているかどうかは不明.
忘れ物はしないでね, という注意点でした.

私の失敗談

最後に私が受験した 2016年11月実施 第144回日商簿記検定試験 3級 で失敗した点を紹介する.
読者の皆様には同じ轍を踏まないよう注意して頂きたい.

概要は次の通り.

  • 過去問がネットで入手できないことを知らなかった
  • 略記法をもっと早く知っていればよかった
  • 勉強期間を長く取りすぎた
  • テキストのやりすぎ. 過去問に着手する時間が短かった
  • 試験当日に時計を忘れた

過去問がネットで入手できないことを知らなかった

私がこの事実を知ったのは試験3日前.
急いで書店へ駆け込んだが過去問は見当たらず.

このタイミングで大原へ資料請求するのは手遅れ.
困った.

そこで, 当記事で紹介している 簿記検定ナビ を知り予想問題を入手することに決めた.

基本的には一次情報にあたるべきだと思うので, 過去問に取り組んでおけば良かったと後悔している.

略記法をもっと早く知っていればよかった

略記法を知ったのは試験およそ5日前.
実際に使い始めたのは試験2日前.
先述した予想問題に着手したタイミングで略記法を使い始めた.

先程紹介した量の略記法でも辛うじて時短が図れる.
しかし, 略記法にもっと慣れていれば日頃の勉強時間自体を削減できたと思う.

可能な限り早い段階で日頃の学習に略記法を採用するべき.

勉強期間を長く取りすぎた

私は簿記試験当日から逆算して1.5か月前に学習をスタートした.
結論から言うと, これは時間を割きすぎ.
長くても1か月で十分.

そもそも私が簿記受験を志した動機は次のようなものだった.

  • 確定申告を昨年よりもスムーズに行うための知識を体系的に修得したい

ここで私は, ネット界隈で

  • 「1, 2週間勉強すれば楽勝で合格できるよ」

と言っている人たちはきっと試験突破のための理解をしているに違いないと考えた.
の3倍程度時間が掛かると考え, 更に余裕を見て合計1.5か月の勉強期間を設定した.
私は他者の3倍程努力しなければならない程出来が悪いと自覚しているから 「3倍」 とした.

勉強の予定を長くとったとしても, なんだかんだ着手しない日が1, 2週間続いた.
折角インプットした知識はこの何もしなかった期間にどんどん薄れていった.
完全にプランミス.

結局, 勉強した期間は1ヶ月程度になったと思う.

勉強時間, 期間の設定方法に正解はない.
残業や緊急事態など, 自分ではコントロールできない要因も影響すると思うから.

でも, 短い期間で自分の集中力が保てる時間の使い方を選択することはできるはず.
簿記に限らず, 自分が必要だと考える勉強期間を設定することが大切.

テキストのやりすぎ. 過去問/予想問題に取り組む時間が短かった

渡しの場合は過去問ではなくネットで入手した予想問題.
または参考書巻末の予想問題.

大5問対策をもっとしっかりやっていれば, 試験中に焦らずに済んだかも.
可能な限り早く過去問/予想問題に着手するべき.

結局何度も参考書に戻ることになる

結論から言うと, 1,2回参考書を流し読みしたらすぐに過去問/予想問題に着手すべき, ということ.
理由は, どんなに参考書を読み込んだとしても結局再読する羽目になるから.

参考書を読み込むだけじゃ知識が定着したかどうか判断しにくい.
だって, 用語や概念が懇切丁寧に書かれているから.
読めば理解できちゃう.

実際に過去問/予想問題を解いて満点を取れる人以外は, 間違えた問題数以上の数だけテキストを再読することになる.

私が使用していた参考書は, 欄外(ページの端っこ)にある用語や概念がかなり重要だった.
これは予想問題を解いて初めて分かったこと.
予想問題を解く以前は, 欄外は軽く読み流す程度で重要視していなかった.

一回復習した程度じゃ記憶に残らなかったので, 参考書の特定箇所は10回以上再読したと思う.

だから, 過去問/予想問題は早めに着手した方がいいよ.

試験当日に時計を忘れた

私は試験当日に腕時計を持参しなかった.
完全に失念した.

結局, 試験会場教室内の壁掛け時計を見て上手くやり過ごした.

わざわざ書く必要もないと思ったけど…
時計は持って行った方が良いよ.

簿記3級に関する豆知識は以上.

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