簿記3級の試験内容について

ここでは簿記3級の試験概要を紹介する.

簿記3級についてまとめた記事はこちら.
簿記3級に合格した勉強方法まとめ

概要は次の通り.

問題

大問 5つ.

大問 内容
第1問 仕分け問題 x 5問.
第2問 帳簿記入・勘定記入
第3問 試算表作成
第4問 伝票会計・勘定記入・訂正仕訳・決算仕訳
第5問 試算表作成・財務表作成

各大問は独立しており, 他の大問との関連はない.
つまり,

  • 大問1の結果を大問2で使う

というようなことはない.

以下, それぞれについて解説.
各大問の配点は私が学習に使用したテキスト 『スッキリわかる 日商簿記3級 第7版 テキスト&問題集』 を参考にした.

第1問(20点)

第1問は次の能力が問われる.

  • 仕訳ができますか?

仕訳問題が5題出題される.
解答欄で使用可能な勘定科目は問題文で与えられる.

私が受験した 第144回試験 でも仕訳問題だった.

他の大問は仕訳ができることが前提で問題が作成されている.
一方で, 第1問は仕訳自体ができるかどうかをテストされる.

第1問はサービス問題だと思ってミスを減らしたいところ.

  • 問題文で与えられた勘定科目を見ずとも自信を持って解答できる!

というのが勉強を進める上での一つの到達点だと思う.
勘定科目は

  • 漢字で
  • 正確に

覚えるのが吉.

第2問(10点)

次の問題が出題される.

  • 帳簿記入

一口に帳簿と言っても, 簿記の世界では次のように細分化されている.
テキストの単元名で表すと次の通り.

  • 商品有高帳
  • 売掛金・買掛金
  • 手形記入帳
  • 現金出納帳
  • 小口現金出納帳
  • 当座預金出納帳
  • 補助簿の選択

次の点をしっかり分けて理解することが大切だと思う.

  • 自分が支払った
    • 現金の取扱
    • 小切手の取扱
    • 手形の取扱
  • 他人が支払った
    • 現金の取扱
    • 小切手の取扱
    • 手形の取扱

自分 or 他人 (2通り)
現金 or 小切手 or 手形 (3通り)
2 x3 = 6 通り

テキストを読むともっと細かく書いてあるが, 少なくともこの6通りはきちんと区別して理解する必要がある.
これ以外で私は苦労した点は 減価償却 の

  • 定額法
  • 間接法

を分けて覚えること.

第3問(30点)

次の問題が出題される.

  • 試算表 作成

第3問は 試算表作成問題.
ここでは仕訳能力だけでなく,いわゆる集計能力が問われる.

パターンを覚えれば問題自体は難しくないはず.
第3問を突破できるかどうかは

  • 問題用紙・解答用紙とは別に与えられた計算用紙に
  • 自分が読みやすい文字・数字で
  • 限られたスペースに必要事項をまとめる

ことが出来るかどうかにかかっている.

文字の大きさと綺麗さ, そして略記法が大事だよ

私は文字・数字が汚い.
計算用紙は採点の対象じゃなくて, あくまでも自分が情報をまとめるための紙.
その紙から自分か書いた情報を読み取れなければ目も当てられない結果になるだろう.

私からのアドバイスは次の通り.

  • 文字は小さく書こう (計算用紙の余白がなくなるから)
  • 文字はキレイに書こう (自分が識別可能な字で)
  • 略記法はどんどん使おう (時間短縮のために)

略記法を活用して試算表作成の短時間化を図るのがポイント.
略記法については別記事で紹介する.

第4問(10点)

第4問は50%の確率で次のいずれかが出題されるらしい.

  • 伝票会計
  • 勘定記入・訂正仕訳・決算仕訳

私が受験した第144回では 伝票会計 だった.
どちらが出題されても解けるようにしたい.

第5問(30点)

私が受験した第144回では 貸借対照表 & 損益計算書の作成 が出題された.
もちろん穴埋め形式.

第5問は例年, 精算表作成問題が出題される.

私が購入したテキストだけでは不十分だと感じた箇所.
第5問対策のためだけに

  • 過去問
  • 予想問題

に取り組むべし.
試験当日までに何回第5問対策を復習できるかが合否の鍵になる.
なぜなら, 配点が高い大問だから.

パターンを掴めば難しくはないはず.

制限時間

試験科目 試験時間 合格基準
商業簿記 120分 70%以上
  • 「商業簿記」は、購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。
  • 「工業簿記」は、企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。

引用:
試験科目_日本商工会議所

簿記3級は2時間で大問5つを解く必要がある.
試算表の作成はどうしても時間がかかるので, 仕訳方法自体で悩むようでは厳しいかも.

会場

次のような場所が候補となる.

各市区町村の

  • 小学校
  • 中学校
  • 高校
  • 専門学校

基本的に

  • 試験会場をあらかじめ自分で指定することはできない.
  • 指定された試験会場の変更はできない

私はネットで簿記3級受験を申し込んだ.
試験前に自宅へ郵送されてきた封筒の中に受験票, 会場の地図が入っていた.
このタイミングで初めて試験会場の場所を知ることになる.

会場の候補は商工会議所ホームページに掲載されている.
気になる人はネット or 電話 で確認しよう.

申込方法

ここではネットでの申込方法を紹介する.
ネット以外なら 実施要項・申込書 を入手して申し込む方法がある.
各商工会議所本所・支所 または 書店, 図書館などで入手しよう.

申し込みに関して,次の点は商工会議所ごとに異なる.

  • 受付日時
  • 受付方法
  • ホームページ構成

私は川崎商工会議所経由でネットで申し込みを行ったのでその手順を紹介する.

  1. 商工会議所検索ページで近所の商工会議所を検索
  2. 見つかったら, 所望の xx商工会議所 のホームページへアクセス
    • 私の場合は 川崎商工会議所
  3. 日商簿記検定試験申込はこちら をクリック
  4. 実施要項 の次の箇所をよく読む
    • 試験日
    • 申込受付期間
    • 受験料納付期限
    • 試験会場
    • 合格発表日
    • 持参するもの
  5. 画面最下部 インターネット申込 をクリック
  6. 必要事項を記入し, 画面の指示に従って申込完了

申込の際の注意点

ネット申し込みで注意すべき点は次の通り.

  • 支払い方法
    • クレジットカード
    • コンビニ決済
    • Pay-easy決済
  • ネット, 郵便局で 申込受付期間が異なる

  • 受験料の他に860円のネット手数料がかかる

他の商工会議所も同様かどうかは不明.

合格発表 / 合格通知

私の場合は商工会議所ホームページで合格を確認し, 数日後に合格通知が郵送されてきた.
合格発表, 合格通知についての概要は次の通り.

  • 商工会議所ホームページ上で合格者 確認可能
  • 合格発表日のおよそ1週間後に合格証書郵送開始
  • 合格証書の再発行はできない

手元に届いた合格証書の再発行はできないらし.
私はファイルに入れて手元に保管しているが, 後々合格証書を使う予定のある人は慎重な管理が必要になる.

簿記3級の試験概要については以上.

簿記3級についてまとめた記事

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